祭り最終日も盛況/宮古の産業まつり
来場者は2日間で1万5000人
第39回宮古の産業まつりは20日の最終日もにぎわいを見せた。会場の市民球場屋内練習場には市民や観光客がどっと押し寄せ、島の特産品を買い求めて各ブースを回った。実行委員会によると、2日間の来場者は延べ約1万5000人。
産業まつりは19日に開幕した。屋内練習場とその周辺に設置されたブースは全部で70。野菜や泡盛、かまぼこ、塩、パンといった飲食物ほか畳や木工芸品、化粧品などの特産品がずらりと展示・販売された。
姉妹都市の福島県西会津町ほか、新潟県上越市板倉区、静岡県藤枝市などの特産品も売り出された。
最終日の20日も展示・販売部門は盛況。午後の客足は雨の影響で鈍ったが、各ブースとも最後まで多くの買い物客でにぎわった。
ステージ部門では、宮古高校の生徒がダンスや三線演奏を披露するなどして来場者を楽しませていた。
産業まつりは、基幹産業の農林水産物をはじめ、第2次、第3次産業の生産物を内外に広め、地元産業に対する消費者の理解を深めることが狙い。生産者の生産意欲の向上も兼ねて毎年開催されている。