国内外に売り込む/「大交易会」に宮古企業も出展
【那覇支社】県産品や全国の特産品を国内だけでなく海外にも売り込むことを目的とした国際食品商談会「第3回沖縄大交易会」(同実行委員会主催)が宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで21、22の両日開催され、県内73社・県外188社が出展した。
宮古からも、宮古産アロエベラ特産品振興会、浜口水産、農業生産法人オルタナティブファーム宮古、しまとうふ、エコガイドカフェの5団体が出展。宮古の産品を国内外の企業に積極的に売り込んだ。
宮古産アロエベラ特産品振興会として出店したシーフォーグループの洲鎌善充取締役統括は、「今年から参加した。宮古で育ったアロエを麺に練り込んだ商品も出品している。世界遺産に登録された和食の麺とアロエの組み合わせなので、多くの海外企業から問い合わせがある」と満足げな表情を見せた。
また、浜口水産の浜口美由紀社長は「今年は2回目の参加。中国は、おいしい魚は日本産だと思っている。伊良部でカツオ漁をやる人も少なくなっているので、途絶えさせないように頑張りたい。最終加工場を伊良部で申請中だが、許可されれば宮古で昼頃までに水揚げされた魚が、翌朝には上海に到着するようになる」と意気込みを語っていた。