マグロ解体ショー人気/海族まつり
多彩な催し楽しむ
2016海族まつり(主催・宮古島市)のフィナーレが23日、雨のため当初予定されていた荷川取漁港から、会場を荷川取公民館に移して行われた。会場では約20㌔のキハダマグロの解体ショーや会場参加型のサイダーの早飲み競争などが行われ、参加者は楽しい一時を過ごした。
主催者を代表して長濱政治副市長が「先祖が海と共に暮らし、生きてきた。その大切な海を守るのが、残された一つの使命。海を大切にし、守り、共に生きていくことなどを考え、行動するのがこのまつり。われわれも海と共に生きていくという覚悟を十分に感じながら、きょうのまつりを楽しんでほしい」と述べ、下地敏彦市長のメッセージを代読した。
フィナーレのイベントは男塾武-Dooの勇壮なエイサーで幕開けし、モズクやサイダーの早食い、早飲み競争、島のピエロゆずちゃんの風船遊びなども行われた。
また、会場には、友利かつお加工場と魚市場いちわが用意したマグロの刺し身約60㌔が参加者たちに振る舞われた。
海族まつりは水産、観光振興を目的に「海で楽しむ、海を食し、海で競い、海を見る」をコンセプトに、4月に行われた宮古島の海開きをスタートとして海関係の多彩なイベントを展開し、この日のフィナーレを迎えた。