給食3調理場統合へ/市教委
内部検討委を設置
市教育委員会の定例会が24日、市役所城辺庁舎で開かれた。城辺、上野、下地の学校給食共同調理場の統合に向けた内部検討委員会の設置案を可決した。統合のめどは2020年度。市立図書館障がい者サービス実施要綱も取り決めた。録音図書を充実させる。
城辺、上野、下地の学校給食共同調理場を統合する方針は14年12月の定例会で打ち出された。城辺地区の学校規模適正化事業の取り組みを注視しながら進めることを確認している。
内部検討委の設置は、この方針に基づくもの。教育部長を委員長に、総務課長や財政課長など課長級の職員や栄養士らで構成。基本理念や基本方針、施設整備について協議する。
図書館における障がい者サービスは、市民の要望に応える形で導入する。
目が不自由な人を対象に録音図書や点字図書を充実させる。オンラインネットワーク上のデータベースを活用し、図書館に備えたパソコンを通してダウンロードできる。貸し出し点数は1人10点が限度、貸し出し期間は30日間とする。
次年度にはサービスを開始する方針だ。
定例会ではこのほか、15年度教育事務事業点検評価報告書など確認した。