お笑い芸人の話術堪能
ゴルゴ松本さんが講演会
お笑い芸人・ゴルゴ松本さんの講演が24日、JA宮古地区本部ホールで行われ、大勢の市民が詰めかけ、愛情とユーモアセンス溢れる講話を堪能した。
講演は宮古青年会議所の55周年を記念して行われたもので、ゴルゴ松本さんの特異なキャラクター人気の高さを示して、児童生徒から高齢者まで幅広い年齢層の市民が詰めかけ、会場は熱気溢れるものとなった。
会場一杯に響き渡る拍手に迎えられたゴルゴ松本さんは、「命の授業」と題した講話の中で、人の命の尊さについて、人の誕生時の産声が魂の発露の始まりであり、それに似て、成長の過程においても「為せば成る」といった前向きな心を持ち続けることが人としての歩みに大切であることを強調。その間には多くの困難が待ち受けるが、辛抱することで強さと優しさが身に付き、それが力となり周囲を幸せにできる原動力になると示唆した。
その間も松本さんは客席に降り、赤ちゃんや犬の鳴き声を客に求めるなど、恥じらう客と松本さんの掛け合いに会場は大爆笑。お笑い芸人の真骨頂といったところで、会場は終始熱気溢れていた。