社会・全般
2016年11月26日(土)9:02
巡視船船長ら書類送検/海保
15人負傷の衝突事故で
宮古島海上保安署(当時)所属の巡視船で4月に衝突事故を起こし、乗組員15人に重軽傷を負わせたとして、第11管区海上保安本部(那覇市)は25日、業務上過失往来危険と業務上過失傷害の疑いで、51歳の巡視船船長と41歳の航海長を書類送検した。
同本部によると、事故は4月8日午後9時ごろ発生。警戒活動を終えた巡視船「のばる」が沖縄県宮古島市の平良港に入港した際、通常の速度を超えて進入し、防波堤に衝突した。目標物となる灯台を見落としたことや、減速をめぐる船内の意思疎通が不十分だったことも事故の要因という。