善行児童生徒を表彰/地区退職校長会
山里さん(池間小6年)らと狩俣小
宮古地区退職校長会(小禄恒栄会長)主催の2016年度善行児童生徒表彰式が28日、宮古教育事務所で行われた。善行児童・生徒に選ばれた山里ゆりなさん(池間小6年)、具志堅智希君(池間中3年)、荷川取弥優さん(城辺中3年)、下地藍里さん(下地中3年)に表彰状が贈られた。併せて県退職校長会善行賞の伝達表彰式があり、団体の部で狩俣小学校全児童、個人の部で外間あゆむさん(多良間中3年)に表彰状が手渡された。全員が晴れやかな表情を見せ、それぞれ自分の目標に向かって気持ちを新たにした。
日頃の生活を通して特に顕著な善行のある児童生徒を表彰するもの。受賞者の団体・個人ともに奉仕の心、思いやりの心、勤労を重んじる態度が多くの人の模範で深い感銘を与えたとしてたたえられた。
表彰式で、儀間裕芳副会長は「遠く多良間中学校からも受賞があり、来年中学校を卒業して島を離れても自立できるように頑張ってほしい。それぞれ大きな目標を持ってほしい。目標は努力すれば実現する。将来はこの国を引っ張り、世界で活躍する人材になってください」と激励した。
下地政昭所長は「皆さんの、日頃の学校生活や家庭・地域社会における文化活動やボランティア活動など、その時々や場における役割の自覚、熱心な取り組み、活躍などが評価され、今回の表彰となった」と述べた。
その上で「皆さんが、この宮古島で、これからの時代を生きる、未来を担うリーダーの一人として、豊かに育っていくことを願っている」と期待を込めた。
受賞者のうち、山里さんは「卒業まで残り4カ月しかない。スポーツや勉強に頑張りたい」と抱負を語った。
狩俣小児童会長の与儀翔斗君は「児童数は少ないが、先輩たちから教わったことを後輩たちに引き継いでいきたい」と決意を新たにした。
外間さんは「これからも感謝の気持ちを忘れないで、いろんなことに頑張りたい」と意欲を見せた。