全国大会で「8020賞」/市母子保健推進員
虫歯予防活動を奨励
第8回健やか親子21国民運動全国大会で、宮古島市母子保健推進員連絡協議会が「8020(80歳で自分の歯20本)の里賞」奨励賞を受賞した。乳幼児を対象とする日ごろの虫歯予防活動が高く評価された。28日には市役所平良庁舎で下地敏彦市長に報告。受賞を機に虫歯予防活動を充実強化させる決意を語った。
健やか親子21国民運動全国大会は、乳幼児期の歯科口腔保健等の啓発活動を実践する団体を顕彰し、地域の健康づくりに寄与することが狙い。先月4日に岡山県で表彰式があった。
市母子保健推進員連絡協議会は、虫歯予防がテーマの寸劇を保育所や幼稚園で実施。6月の虫歯予防月間に集中して行っている。
この寸劇を通して①食事をするときは30回よくかんで食べる②歯磨きの後の仕上げ磨きをしっかり③歯医者さんと仲良くなる-ことを子供たちに勧めている。
こういった活動が認められて奨励賞を受賞。会長を務める池原和子さんは「母子保健推進員のみんなが元気があって熱意がある。行政のバックアップもあってこのような賞を受賞することができた」と感謝。「これからも心を一つに、子供たちに分かりやすい寸劇をしていきたい」と話し、活動の充実を約束した。
下地市長は、子供たちの虫歯保有率が年々減少していることを高く評価し「皆さんの指導が一番効果があると思う」とたたえた。