9人に合格証書交付/宮古事務所
一級機械加工技能士など
県宮古事務所(久貝富一所長)は30日、2015年度前期技能検定合格証書及び技能士章交付式を行った。川満勝也総務課長が、国家資格の一級機械加工技能士に合格した佐久原大志さんら8人と単一等級塗料調色技能士に合格した1人の計9人に合格証書と技能士章を交付した。
技能検定は職業能力開発促進法に基づき、受験者が持っている技能や知識を一定の基準によって検定し、公証する試験。社会的・経済的地位の向上を図るのを目的とした国家資格制度。
交付式で、川満総務課長は「皆さんは宮古地区合格率が51%という難関を乗り越えて合格した。
今回合格された皆さんは、技能士としての自信と誇りを持って、今後もさらなる技能の研さんに努めると共に、豊かな県づくりの一翼を担う人材として活躍することを期待している」と述べた。
その上で「各職場の先輩や後輩たちのおかげで合格できたことに感謝してください」と強調した。
今回は宮古地区から3級(初級技能者)に13人が合格。13人には宮古工業高校と宮古総合実業高校の生徒が含まれている。両校でそれぞれ合格証書は交付することになっている。
合格者は次の皆さん。
【1級機械加工(普通旋盤作業)】佐久原大志【1級ブロック建築(コンクリートブロック工事作業)】平良悟、下地佐智雄【1級塗装(建築塗装作業)】山川正太、大城佑樹、塩川翔、池間勝美【1級防水施工(ウレタンゴム系塗膜防水工事作業)】仲里敦【単一等級塗料調色(調色作業)】前村拓哉