「夏日」の中、47㌔に挑戦/下地中
上空から虹も応援/恒例の「強歩大会」
下地中学校(砂川勝昭校長)の恒例行事「第37回強歩大会」が4日、同校発着、東平安名崎を折り返す47・4㌔のコースで行われ、参加者たちは師走を感じさせない暑さの中でゴールを目指した。
大会には、全校生徒とその保護者や卒業生らが参加。この日の最高気温は28・3度(午後1時25分)。参加者たちは強い日差しの下、吹き出る汗をぬぐいながら、互いに励まし合って大会を満喫していた。
スタート前には砂川校長が「37回目となるこの大会は今年も新しい歴史がこれから刻まれる。自分の体力と気力の限界に挑戦し、ゴールして心地よい達成感を感じてほしい」と呼び掛けた。
午前8時のスタート時には同校の上空にくっきりと虹が出現。体力の限界に挑戦する参加者たちは虹を見ながら勢いよく出発した。
コース沿いにススキの穂が季節を感じさせるも、気温はどんどん上昇。参加者たちからは「暑い」「夏に戻ったみたい」との感想が聞かれた。
強歩大会は「長い距離を歩き、粘り強い精神力と互いの和を深める」ことなどを狙いに毎年開催されている。