未来セ工事議決など求める/市議会12月定例会が開会
宮古島市議会(棚原芳樹議長)12月定例会が6日、開会した。会期は20日までで、初日は下地敏彦市長が議案の提案理由を説明した。今定例会へは市未来創造センター建設工事の請負契約について議決を求める議案や市スポーツ観光交流施設設置および管理に関する条例案、13億594万円の増額を求める一般会計補正予算案などが提案された。
今定例会に提案されているのは、一般会計と特別会計、水道事業会計の補正予算案が7件、条例の制定や一部改正の条例案6件、議決議案5件の計18件。
議決議案では中央図書館と中央公民館の複合施設となる市未来創造センターの施設本体工事に当たる建築1工区工事の請負契約を共和産業・久仲工建・西里建設特定建設工事共同企業体(JV)と27億9288万円で、電気設備工事を三協建設工業・吉田産業・大都建設JVと3億8664万円で、空調設備工事を日進電気土木・丸秀・伊良部工業JVと4億7908万8000円でそれぞれ契約することへの議決などを求めている。
歳入歳出ともに13億594万6000円の増額を求めている一般会計補正予算案のうち主な歳出は、財政調整基金積立金に7億910万6000円、経済対策臨時福祉給付金事業に2億7064万6000円、自立支援給付事業に1億4239万2000円、宮古島オリジナルMICE促進事業に7930万7000円、預かり保育11園空調設備工事に4122万1000円などとなっている。
きょう7日は提出議案に対する質疑が行われる。