ハーベスター申込み8割/2016~17年産キビ
高齢化で手刈り不足要因
宮古島市全体の2016ー17年産サトウキビで、収穫全体面積に占めるハーベスター刈り取り申込の割合が80・5%(2016年11月24日現在)と高い水準を推移していることが分かった。キビ生産農家の高齢化に伴う手刈り不足が要因とされる。宮古地区ハーベスター運営協議会(与那覇武会長、会員120人)が6日にJAおきなわ宮古地区本部2階大ホールで開いた全体会議で報告した。
沖縄製糖区域と宮古製糖区域を含めた収穫全体面積は52万1108㌃(前期50万5169㌃)で、このうちハーベスター刈り取り申込件数は4048件、面積にして42万2657㌃。
地区別の収穫全体面積では、沖縄製糖区域の平良14万8704㌃(前期14万3060㌃)▽下地6万5821㌃(同6万4703㌃)▽城辺長間三区2万1026㌃(同2万2292㌃)、宮古製糖区域の▽城辺14万6286㌃(同13万9483㌃)▽上野4万8836㌃(同4万9130㌃)▽伊良部9万435㌃(同8万6501㌃)。
地域別刈り取り申込件数・面積は▽平良1221件、12万2101㌃▽下地513件、5万8134㌃▽城辺長間三区153件、1万7910㌃▽城辺地区1099件、12万1631㌃▽上野474件、4万4260㌃▽伊良部588件、5万5509㌃。
開式の冒頭、与那覇会長は「宮古製糖伊良部工場は既に1日から搬入という形を取っている。台風もなく、かなり雨が降っているので潤っている状況と思う。荒れた畑がないように指導もしたい」と述べた。