教育・文化
2016年12月10日(土)9:02
母音しっかり発音して/美しい日本語の話し方教室
劇団四季の俳優が指導
12日にマティダ市民劇場で公演を行う劇団四季の俳優が講師を務める「美しい日本語の話し方教室」が9日、久松小学校体育館で同校5、6年生を対象に開かれた。俳優たちは美しく話すためには一音一音、母音をはっきりと発音して話すことが大切と呼び掛けた。
講師として同校を訪れたのは南圭一朗さん、戸高圭介さん、服部ゆうさん。3人は、美しい字を書くためには練習が必要なように、美しい日本語を話すためにも練習が必要と説明。話すときには口をしっかりと開け、一音一音を分離させ、母音をはっきりと発音することが大切と指摘した。
歌も相手に思いを伝えるためのものであることを紹介。歌うときには歌詞の内容を感じて、それを相手に伝えようとの思いを持って歌うよう指導した。
児童を代表して上地海航(わたる)君(6年)が「美しい日本語の話し方を教えてもらいありがとう。今回学んだことを日常の中で使えるようにしたい」と語った。