布干堂に新ホテル/日建ハウジング
スポーツテーマに/安全祈願実施
日建ハウジング(那覇市、新井正樹社長)が平良港下里船だまり(布干堂)に隣接する土地へ建設する宮古島下里ホテル(仮称)の地鎮祭が11日、建設用地で行われた。関係者がくわ入れを行い、工事の安全を祈願した。
建設計画では同ホテルは地上7階で、客室数は100室。敷地面積は2852平方㍍で、レストランやプール、ジャグジーも整備される。2017年11月竣工、18年初旬の開業を予定している。事業主体は日建ハウジングで、ホテルの運営は沖縄UDS(那覇市、岡崎克彦社長)が行う。
地鎮祭では宮古神社の神主による神事が行われ、新井社長、岡崎社長、UDS(東京)の高橋佑策執行役員、工事請負者の先島建設の黒島正夫社長がくわ入れなどを行い、工事の安全を祈願した。
新井社長は同ホテルについて「ビジネスではなくリゾートでもない、その中間ゾーンのホテルと考えている。目の前が海で市街地も近い。宮古島はスポーツアイランドなので自転車やゴルフ、ダイビングなどのアクティビティー層をメインターゲットとして集客を図りたい」、岡崎社長は「スポーツを一つのテーマとして、スポーツを楽しんだ若者らが居心地の良い、ハーバービューの景色が良い部屋で疲れを癒やすようなホテルにしたい」と語った。