04/15
2025
Tue
旧暦:3月18日 友引 甲 
政治・行政
2016年12月16日(金)9:07

存在しない事業を予算計上/多良間村議会一般質問

村「勘違い」と釈明


本来は存在しない事業が予算計上され、伊良皆村長が理由を説明し理解を求めた村議会12月定例会一般質問=15日、議場

本来は存在しない事業が予算計上され、伊良皆村長が理由を説明し理解を求めた村議会12月定例会一般質問=15日、議場

 【多良間】多良間村の畜産振興策で、本来は存在しない事業が2015年度一般会計当初予算に200万円計上され、その後、同年度決算で不用額として処理されていたことが15日に開会した同村議会(森山実夫議長)12月定例会一般質問で明らかになった。村当局は「担当課の勘違いだった」と釈明している。

 存在しないはずの予算が計上されたのは、優良な種雄牛の凍結した精液を購入するための補助金。

 村によると、この事業は14年度で実施され、同年度で終了したが、翌15年度も当初予算で200万円が計上された。

 質問した富原安則氏は「議会で予算議決されたが、精液が一本も購入されていない」などとしてその理由をただした。

 これに対し、村産業経済課の仲宗根春光課長は、同事業は14年度の計画だったことを明らかにした上で「15年度に予算計上したのは、担当課の勘違いだった」と答弁した。

 伊良皆光夫村長は「14年度に和牛改良組合から優良種の精液200本の要望だったが、販売者から行政が取り組むのであればという事で300本を同年度に導入している」と説明。翌15年度にも別の精液の導入もあったが、単年度計画の予算だったため、間違って思い込んでしまった」と述べた。同村和牛改良組合にも同様に説明し、理解してもらったという。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

2025年4月11日(金)9:00
9:00

安全利用向け協力を

重点区域追加で説明会/パイナガマビーチ   市港湾課(長濱正人課長)は10日、遊泳者の安全確保のため5月1日からパイナガマビーチを水上バイク等事故防止重点区域に指定することに係る利用者説明会を平良港ターミナルビルで行った。マリン関係事業者など約20人…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!