県知事賞を報告/青少年意見文小論文コン
奥平君(北中3年)が教育長に
第11回文字・活字文化大賞県青少年意見文・小論文コンクール(主催・同実行委員会、沖縄印刷団地協同組合など)の中学生意見文の部で最優秀賞(県知事賞)に輝いた奥平乙斗(いっと)君(北中3年)が22日、市役所城辺庁舎を訪れ宮國博教育長に喜びの報告を行った。
うれしい報告を受けた宮國教育長は「方言をテーマにした作品で県知事賞は本当に素晴らしい。今回の受賞で活動の幅も広がると思う。方言を愛し、郷土を愛する人間になってほしい」と呼び掛けた。
激励を受けた奥平君は「三線を学びながら方言の大切さを感じて書いた作品が選ばれてとてもうれしい。これからも頑張りたい」と笑顔で話した。
北中の宮国敏弘校長も「奥平君はスポーツ、文化面に活躍しており、とても頑張っている。今回受賞でさらに飛躍することを願っている」と述べた。
奥平君の作品は「僕と故郷をつなぐもの」と題し、宮古の方言について「ただ残していくことばかりにこだわるのではなく、そこにある歴史や意味を学ぶことで自分の故郷を愛することにつながる」と訴えている。
講評では「方言の魅力が宮古口を通して生き生きと述べられている」と高い評価を受けている。