イルミネーションフェス開幕/ドイツ文化村
きらり10万球、夜を彩る
うえのドイツ文化村のイルミネーションフェストが23日、開幕した。10万球のLEDが彩る中、初日から多くの家族連れや観光客でにぎわいを見せた。イベントは来月3日まで。
恒例イベントで、ドイツ文化村イベント実行委員会が主催。宮古島市と同文化村が主管する。色とりどりの電球を使用してドイツ文化村全体を飾り付けるのが特徴で、毎年多くの人が訪れて幻想的な夜を楽しむ。
点灯式で実行委員長の下地敏彦市長(代読)は「すてきな夜を楽しんで、豊かで明るい年を迎えてほしい」と来場者に呼び掛けた。
イルミネーション点灯は午後6時15分ごろ。全員でカウントダウンすると、10万球が一斉に光を放った。
来場者はカメラを取り出して施設内を散策。クリスマスツリーの前やトンネルアーチの中で家族、友人と記念写真を撮りながら楽しい思い出をつくった。
初日は各種ゲームやアトラクションも行われた。航空券や宿泊券が当たる抽選もあって大盛況だった。
久松小学校4年の吉濱希星(きらり)さんは「とてもきれい」と満足そう。母の幸子さん(41)は「毎年家族で来ている。今年も子供たちが元気でいてくれたことが何よりです。来年も常に笑顔があふれる家族でありたい」と話した。