「トーガニアヤグ」を披露/全琉婦人芸能大会
平良婦人会慶事を祝う
【那覇支社】第38回全琉婦人芸能大会(主催・県婦人連合会、沖縄テレビ)が18日、宜野湾市民会館で開かれ、宮古地区代表の平良婦人会(本永安子代表)は最初の出演団体として、慶事を祝う「トーガニアヤグ」を披露し、芸能大会の幕開けを飾った。
出演した同婦人会の11人は大会の約2カ月前から、それぞれ家庭を持ちながら週1回の練習に参加して、本番では息の合った踊りを堂々と披露した。
演舞を見終えて、宮古島市婦人連合会の島尻清子会長は「きょうの出来栄えは百点満点。練習の成果が思い切り発揮できて、最高に良かった。いつも協力してくれる地域の婦人会に感謝しながら、これからも芸能大会には参加していきたい」と笑顔で話した。
同大会は、地域に伝わる伝統芸能の継承・発展や会員相互の親睦と活性化、活動資金の確保などを目的に毎年開催される。今大会には宮古をはじめ、那覇や本島北部、中部、南部、八重山の6地区から13団体、総勢300人余りが参加。琉球舞踊や琉球古武道、創作エイサースなど14演目が多彩に披露され、観客から盛大な拍手が送られた。
大会冒頭の主催者あいさつで、県婦連の平良菊会長は「各地区代表が地域の踊りを精一杯披露するため、厳しい練習を重ねて本番に臨んでいる。年末の昼のひと時を楽しんで、来る年が幸多い年となるよう祈念したい」と述べた。
大会の模様を収録した沖縄テレビでは、来年1月21日午後4時から特別番組で放映する。