産業・経済
2016年12月27日(火)9:04
今期黒糖を初出荷/宮糖多良間工場
陸・海上の安全輸送祈願
【多良間】宮古製糖多良間工場(来間春誠工場長)は26日、2016~17年期産サトウキビを原料にした黒糖20㌧(624ケース)を初出荷した。宮古製糖の安村勇社長をはじめ工場職員、関係者らが初荷を積んだトラックを見送り、陸上、海上の安全運輸を祈願した。
初出荷式で安村社長は「この工場での初出荷式は今年度が最後になる。きょうは天気にも恵まれた。農家が育てた原料からできた黒糖を安全第一で陸、海上も輸送してほしい」とあいさつした。
来間工場長らが黒糖を満載にしたトラックに、神酒や塩を供え手を合わせて、目的地までの安全輸送を祈願した。
多良間工場は20日に操業開始し、26日現在、原料が1291㌧搬入されている。黒糖の製品は122㌧が出来上がっており成形、小粒が出荷された。