今年1年間の無災害誓う/多良間村で消防出初め式
【多良間】新春恒例の多良間村消防団(奥原博樹団長)出初め式が6日、同村役場前で行われた。消防団員が防災訓練の成果を披露。今年1年間の無災害を誓った。また、退団する団員や新団員に辞令が交付された。
伊良皆光夫村長は「村民の安心、安全の確保のためには、さらなる消防、防災体制の強化を図る必要がある」と訓示。その上で「初期消火に必要な消火器の普及を図るとともに、住宅用火災報知器、消火器の設置の呼び掛けを促進し、全島設置を進めていく」と強調した。
一日消防団長を務めた本村望団長は「あらゆる災害に的確に対処し、災害を最小限に止め、さらに村民の幅広いニーズに適切に対応するために、防災体制を拡充強化は喫緊の課題である」と指摘。「予想できない災害に備え、訓練はもちろん、村民の協力による無災害の村づくりに努力していく」と決意を述べた。
この後、村民らが見守る中、消防団員によるポンプ繰法訓練が行われた。
辞令が交付されたのは次の皆さん。(敬称略)
【退団員】本村和也▽比嘉清作▽垣花実(いずれも勤続25年)
【新消防団員】羽地渉▽兼浜朝也▽大城克憲▽志堅原誠