産業・経済
2017年1月13日(金)9:04
中型マグロが大漁/佐良浜漁港
喜翁丸、四国へ出荷
伊良部漁協(漢那一浩組合長)所属のカツオ一本釣り漁船の喜翁丸(9・9㌧、漢那竜也船長)などが今年に入り、カツオ・マグロ釣りで大漁が続いている。佐良浜漁港では12日、喜翁丸が中型キハダマグロを1・5㌧水揚げし、四国の徳島県への出荷に追われた。
伊良部島南・北沖数十㌔が漁場。そこの漁場には表層・中層浮き魚礁(パヤオ)が設置され回遊魚のカツオ・マグロを集める機能を発揮している。浮き魚礁は、人工物を海底に係留している浮体。
この日の深夜に出漁した各漁船は正午までに次々と入港した。喜翁丸が水揚げした中型キハダマグロの1匹当たりの重さは8~17㌔あった。
漢那船長は「今月3日から計9日間出漁し、12日までに合わせた水揚げ量は約8㌧あった。マグロやカツオの食い付きが良いので、これからも大漁が続くと思う。今年は幸先の良いスタートを切った」と語った。