新体制で決意新た/宮古青年会議所通常総会
地域に根ざす活動へ/新里理事長が所信表明
「地域のために!地域に必要とされる宮古JCへ」をスローガンに掲げた宮古青年会議所の第64回通常総会が14日、市内のホテルで開かれた。会員ら多数が参加し、2016年度一般会計収支決算など3議案を全会一致で承認。1日付で第56代表理事長に就任した新里政作さん(39)=平良出身=は「私が考える役割は、それは自分がやりたい役割でなく、相手に必要とされる行動を演じる、務めることである」と決意を新たにした。任期は12月31日までの1年。新体制が本格的に始動した。
16年度一般会計収支決算は109万円の赤字。繰越金339万円から109万円を差し引いて230万円を次期繰越金とした。17年度一般会計収支予算は収入861万円、支出1037万円とした。赤字額には繰越金を充てる計画。
下地盛智直前理事長らがあいさつし、同会議所のさらなる発展に期待を込めた。
新里理事長は所信表明で、「我々は、宮古青年会議所の長い歴史と伝統を継承しつつ、新しい時代へ一歩踏み出し『明るい豊かな社会』を創造するために地域のリーダーとして率先して行動していく」と強調した。
その上で「地域に根ざした青年会議所活動を通して多くを学び、地域に何が必要とされているのかを気づき、行動に移す。また、これまで培った地域との交流で縦・横の関係を、さらに島外の仲間との交流を深めることで交流と絆を築いていく宮古青年会議所を目指して活動する」と気持ちを引き締めた。
新役員は次の皆さん。
理事長=新里政作▽直前理事長=下地盛智▽副理事長=奥平芳浩、多宇陽祐▽専務理事=池間正樹▽総務広報委員長=倉持利明▽ひとづくり委員長=中西健太▽まちづくり委員長=楚南幸子▽理事=上地隆徳、佐久川直仁、砂川夕莉絵、高里祥、嘉手納竜一▽監事=中尾忠筰