100㌔石川が2連覇/ワイドーマラソン
女子は望月初優勝/22㌔は男女とも宮古勢制す
第27回宮古島100㌔ワイドーマラソン大会(宮古島市など主催)が15日、下地公園をゴールに行われた。最長の100㌔の部は石川佳彦(28)=徳島県=が7時間26分46秒で2連覇。女子は望月千幸(30)=長崎県=が8時間12分25秒のタイムで初出場、初優勝。100㌔、50㌔、22㌔の3部門に計971人がスタート。771人が完走した。完走率は79%。
100㌔には県内外から562人がエントリーし、夜明け前の午前5時に、下地公園をスタートした。この日の日中の最高気温は平年よりも2・6度低い18度。時折、弱い雨が降るあいにくの天候となった。
100㌔で連覇を果たした石川は「橋では風が強かった。雨も降ったりの厳しいコンディションだった。タイムが悪く、悔いの残る連覇」とレースを振り返った。女子優勝の望月は「島の人の応援がすごくて、エイドもしっかりしていた」と高評価だった。
22㌔は宮古勢が男女共優勝し、アベック優勝を果たした。男子は仲間樹(23)が1時間23分39秒で2年ぶり2回目の優勝。女子は砂川由美(27)が1時間48分14秒で初優勝した。スタート前の午前4時30分から行われた開会式で、石川佳彦が「美しい海、美しい空、温暖な宮古島の中を走れる喜びを、心と体で感じ、精一杯最後まで全力で走り抜くことを誓う」と力強く選手宣誓した。