11/25
2024
Mon
旧暦:10月24日 先負 壬 
産業・経済
2017年1月17日(火)9:05

平均糖度13・81度/宮糖城辺工場

操業1カ月 品質は上昇傾向


操業1カ月を迎えた宮糖城辺工場。平均糖度は13・81度と基準糖度帯内の品質を維持している=16日、城辺砂川

操業1カ月を迎えた宮糖城辺工場。平均糖度は13・81度と基準糖度帯内の品質を維持している=16日、城辺砂川

 宮古製糖城辺工場の2016-17年期製糖操業は16日、開始から1カ月を迎えた。これまで4万3015㌧のサトウキビ(原料)を搬入し、平均糖度は13・81度と基準糖度帯(13・1~14・3)内の品質を維持している。最近の冷え込みで品質は上昇傾向にある。

 同工場の16日現在の搬入概況によると、搬入された原料のうち手刈りは1万515㌧、機械刈りは3万2500㌧だった。

 糖度区分別構成比は 基準糖度帯内の原料が全体の42・82%を占めた。糖度帯以上の原料は32・23%、以下は24・95%だった。

 1㌧当たりの農家平均手取額は2万2255円と高い金額が付いた。

 同工場は先月17日に操業を開始。初日の平均糖度は14度台に達したが、雨や機械刈り原料の搬入でやや品質を落としている。

 ただ、ここ最近の冷え込みで糖度は上昇。日計の平均糖度は14度台に戻る勢いだという。さらなる品質上昇が期待されている。

 今期のサトウキビは気象条件に恵まれた。台風被害はほとんどなく、干ばつ被害も限定的だった。適度な降雨もあって質、量ともに前期作を大きく上回ることが予想されている。宮古地区全体の生産見込み量は前期比1万8200㌧増の36万3320㌧。製糖工場別には▽宮糖城辺12万6500㌧▽宮糖伊良部6万3820㌧▽宮糖多良間2万2750㌧▽沖糖宮古15万250㌧-。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!