名古屋直行便を正式報告/ANA
貨物輸送の効率も向上/市長「朗報」と期待
全日本空輸(ANA)の志岐隆史取締役常務執行役員ら4人が23日、市平良庁舎で下地敏彦市長に来年度の事業計画の報告をした。その中で6月17日から10月28日までの期間運航で宮古-中部(名古屋)空港路線を新設すると報告した。1日1往復で、中部空港発午前11時40分、宮古空港着午後2時40分で、宮古空港からはその日の午後3時に出発して、中部空港に午後5時20分着予定。実績によっては通年運航に移行する可能性もあるという。
志岐取締役は「宮古島発着の路線は好調で、これから力を入れていきたい」と述べ、羽田-宮古間は需要が多いため「使用機材を166人乗りのボーイング737型機から270人乗りの767型機を導入する。夏場は787型機の導入も検討している」と説明し、貨物の輸送力もかなり向上すると述べた。
下地市長は「マンゴーの時期などは大変にありがたいこと。マンゴーの滞貨解消にもなるかもしれない。朗報」と期待を寄せた。
表敬にはANA宮古支店の香取尚支店長、マーケティング室ネットワーク部の小池定範部長代理と兵頭素子課長が同席した。