5人が大会長表彰/県母子保健大会
市長に喜びの報告
1月19日に開催された第50回県母子保健大会(主催・県、県小児保健協会)で大会長表彰を受けた歯科医師や保健師ら5人が25日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね喜びの報告を行った。
大会長表彰を受けたのは、歯科医師の平良和枝さん、保健師の仲宗根美佐子さん、管理栄養士の濱元潤子さん、母子保健推進員の謝花美幸さんと宮城好子さんの5人。
うれしい報告を受けた下地市長は「皆さんの日ごろの活動が高く評価されたことによる表彰だと思う。特に子育て世代にとって皆さんは良き相談相手であり、大きな信頼を得ていると思う。これからも地域の母子保健のために頑張ってほしい」と激励し、さらなる活躍に期待を寄せた。
受賞の感想について5人は「これまでの活動が認められてうれしい。これからも活動をしっかり頑張りたい」などの喜びの言葉を述べた。
平良さんは、歯科健診だけでなく、食生活習慣と口腔保健を結びつけた保健指導のほか、地区の学校歯科校医を担当するなど、きめ細やかな歯科保健活動が認められた。
仲宗根さんは、市の保健師として地域住民に密着した活動を展開し、子供の虐待防止に対する尽力や母子保健推進員協議会の設立に取り組んだことなどが評価された。
濱元さんは、市の栄養士として乳幼児の離乳食調理に関わり、調理の実践指導等を熱心行い、的確でわかりやすい指導、講話、相談を行ってきたことなどが認められた。
謝花さんは、母子保健推進員として17年間、地域の保健課題に向き合い、地域にとって欠かせない存在となったほか、ほかの推進員の模範となった活動が評価された。
宮城さんは、2006年から母子保健推進員として下地地区の各種活動に精力的に参加し、その取り組みは活動モデルとなって、各方面から信頼されていることが認められた。
同賞は、長年、地域の母子保健事業に尽力し、母子の健康保持増進に貢献した個人と団体に贈られる。