インフルエンザ感染者18人増の43人
「注意報」発令/宮古保健所管内
宮古保健所は27日、今月16日から22日までの1週間に同保健所管内でインフルエンザ感染の報告があった人数を発表した。それによると感染者数は前週の25人から18人増の43人、定点医療機関当たりの患者数は6・25人から10・75人に増加し、注意報基準の10人を上回った。インフルエンザによる学級閉鎖も2クラスで実施されていて、保健所では感染の拡大に注意を呼び掛けている。
インフルエンザ感染が報告された患者を年齢別に見ると、0~4歳が6人、5~9歳は8人、10~14歳8人、15~19歳9人、30~39歳2人、50~59歳3人、60~69歳2人、70~79歳1人、80歳以上4人。27日現在、2人がインフルエンザで入院をしている。
宮古島には4カ所の定点医療機関があることから1定点医療機関当たりの患者数は10・75人となり、「インフルエンザ注意報」が発令される結果となった。
市教育委員会によると、市内の小学校と中学校各1校から26日に1クラスがインフルエンザのため学級閉鎖となっているとの連絡を受けているという。
保健所では来週もインフルエンザ注意報が継続となるなど感染がピークに達する恐れがあるとの見方を示した上で、うがい、手洗い、マスク着用など基本的な予防策を徹底するよう呼び掛けている。