和仁屋さん銀賞受賞/子ども絵画コン
ルーブル美術館展示へ
「第40回こども絵画コンクール」(主催・住友生命保険相互会社)の全国審査がこのほど行われ、おおぞら南保育園の和仁屋心瑚(わにや・ここ)さん(3歳)の作品が銀賞に輝き、3月3日からフランスの国立ルーブル美術館で1カ月間展示されることとなった。
27日に同保育園で行われた賞状の伝達式では、多くの園児が見守る中、住友生命保険相互会社沖縄支社宮古支部の玉利政樹支部長から、心瑚さんに賞状が手渡された。
園児たちに対し、玉利支部長は「今回、心瑚さんの作品がすごい賞を受賞してフランスのルーブル美術館に展示されることとなった。また、4月にもこのコンクールがあるので来年、ルーブル美術館に展示される作品が皆さんの中から出ることを期待している」と述べた。
賞状のほか、銀賞を受賞した作品が印刷されたカレンダーとクレヨンセットの贈呈を受けた心瑚さんは「お絵かきは大好きなので、とってもうれしい。これからもいっぱい描きたい」と述べた。
母親の有美香さんは「普段あまり絵を描いているのを見たことがなかったので今回の表彰はびっくりしている。引っ込み思案なのでまさかこんな賞を取るとは想像していなかったのでとてもうれしい」と笑顔になった。
今回、同コンクールには、全国から19万4994点の作品が応募された。そのうち、ルーブル美術館に展示される特別賞と金賞、銀賞に103点が選ばれ、心瑚さんの作品は幼児部門(0~4歳)で銀賞に選ばれた。