09/08
2024
Sun
旧暦:8月6日 先勝 乙 
環境・エコ
2017年1月31日(火)9:06

大賞に南小「ごみゼロ作戦」/エコの島コンテスト

投票で市民の意識高まる


エコの島コンテスト大賞に輝いた南小の児童たち。笑顔で最高賞を喜んだ=29日、市中央公民館

エコの島コンテスト大賞に輝いた南小の児童たち。笑顔で最高賞を喜んだ=29日、市中央公民館

 エコ活動を一般市民が評価する「エコの島コンテスト」の投票が29日、市中央公民館で行われた。12団体15活動のプレゼンを視聴した市民がお気に入りの活動に投票。その結果、エコの島大賞には南小学校の「ごみゼロ大作戦!」が選ばれた。特別賞となる「ハッピーWAON賞」は宮古島自然クラブの平良航大君と親泊千明さんに贈られた。参加市民はイベントを通してエコ活動の実践を知り、お気に入りを選ぶ投票行為でエコへの意識を深めた。

 開会セレモニーで長濱政治副市長は「15活動のエントリーがあった。これだけ多くの団体が日々努力をしている」と感謝。「この活動を多くの市民に知ってもらいたい。それが島の環境美化につながる。参加市民にインパクトを与えることを期待する」と話した。

 この後、応募団体がスライドを使ってプレゼンテーションを行った。日ごろの活動の様子を、情熱を込めて分かりやすく伝えた。

 宮古総合実業高校は地下水保全そばを紹介。「宮古の海を綺麗にし隊」はSNSを活用して広げたビーチのクリーンアップ活動の様子を詳しく報告した。

 大賞の南小は、学校で実践しているクリーンエコ作戦を発表した。学校周辺のごみ拾いに始まり、環境月間に開いた講話、ごみの分別活動に取り組んだことを4年生が報告した。

 「一つ拾えば、ひとつだけきれいになる」と、ごみ拾い活動を全校児童に広げた取り組みをまとめて参加市民の高い評価を得た。

 発表した6人のうち仲宗根芽依さんは、「大賞なんて信じられない」と驚いた様子。「今のボランティアを続けて、もっともっとごみを減らしたい。自然や環境に悪い影響が出ないように活動を続けます」と笑顔いっぱいの表情で話した。

 結果は次の通り。

 【特別賞】大賞=南小学校▽ハッピーWAON賞=宮古島自然クラブ
 【部門賞】地下水保全部門=宮古総合実業高校▽海辺・海洋保全部門=宮古の海を綺麗にし隊▽資源・エネルギー部門=宮古総合実業高校▽ゴミ・生活環境部門=あけぼの保育園▽学習・普及啓発部門=宮古島海の環境ネットワーク▽生物多様性部門=親泊ファミリー


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年9月3日(火)9:00
9:00

閑散期の観光振興へ

座喜味市長と意見交換/観光庁など   市が観光庁の地域観光新発見事業補助金を活用して実施する「市閑散期対策事業~推し活旅とマス媒体を活用した分散型旅行のすすめ~」に向けて、同庁の豊重巨之新コンテンツ開発推進室長らが2日、市役所で座喜味一幸市長と意見を…

2024年8月30日(金)9:00
9:00

「サメ?いやイルカだ」

来間大橋近くで回遊確認/宮古ブルーの海満喫   来間大橋近くの宮古島側約100ほどの沖合で29日午前10時半ごろ、1頭のイルカが優雅に泳ぐ姿が目撃された。

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!