方言劇に住民喝采
学習成果、発表会で披露/池間小中学校
池間小中学校(屋嘉比邦昭校長)で29日、ユニムイ発表会があり、児童生徒が日ごろの学習の成果を発表した。中学生の方言劇に地域住民は喝采。スマフツを受け継ぐ子供たちの姿に感心しきりだった。
ユニムイ発表会は、日ごろの学校生活の様子や学習の成果を父母や地域住民に紹介することが狙い。
屋嘉比校長は「多くの皆さんの協力のおかげで子供たちはすくすくと成長している」と感謝。方言を学ぶ子供たちを紹介し、「島を大事にする気持ちにつながると思う」と話した。
担当教諭による学習、活動報告の後、小学1、2年生が「一生懸命頑張るので最後まで見てください」と方言で呼び掛け。奥平姫音さんは英語発表を行った。
舞台体操では、小学生全員が音楽に乗って跳び箱やマット運動を軽快にこなして拍手を浴びた。
中学生は、池間島に孫がやって来るという方言劇をコミカルに演じた。会場の父母や地域住民は、スマフツを学習した子供たちの姿にくぎ付けだった。
発表会後は雪遊びが行われ、子供たちが山形県の東根小学校から届いた雪の感触を楽しんでいた。