伊志嶺さんゴーヤー県知事賞/花と食フェス 野菜品評会表彰式
砂川さんトウガン県農水部長賞
【那覇支社】「おきなわ花と食のフェスティバル2017」の園芸関係表彰式が5日、那覇市の県立武道館で行われ、宮古地区から野菜品評会で伊志嶺一之さん(60)=JA上野=のゴーヤーが県知事賞、砂川博昭さん(54)=同=のトウガンが県農林水産部長賞に輝き、2品目で金賞を受賞した。
表彰を受けて、伊志嶺さんは「金賞をいただけて大変うれしい。これからも仲間たちと互いに情報交換したり勉強会を開いて、安全安心で高品質なゴーヤーづくりに励みたい」、砂川さんは「5年ぶりの出品で金賞が取れて感激している。今後もみんなに負けないように切磋琢磨しながら頑張っていきたい」と、それぞれ喜びを語った。
同品評会は、県内の野菜生産者の栽培技術や品質向上に対する意識の高揚を図るとともに、県産野菜への県民の理解を深め消費拡大を推進する目的で開催し、今年で第回目となる。
表彰式で、大城勉JAおきなわ理事長は「受賞者の皆さんは地域の模範となり、引き続き消費者のニーズをとらえた品質の高い農産物の生産に精励してほしい」とあいさつした。
島尻勝広農林水産部長は「沖縄ブランド確立に向け、高品質で安全安心な農産物を、安定的に供給できる拠点産地形成を積極的に促進したい」と述べた。
なお、伊志嶺さんら農林水産大臣や県知事賞の特別賞受賞者は6日、大城理事長らと県庁を訪ね、浦崎唯昭副知事に受賞を報告し、受賞農産物を贈呈した。
このほかの入賞者は次の通り。
【銀賞】来間正博(ゴーヤー、JA下地)、下地博和(トウガン、上野)、平良恵福(タマネギ、城辺) 【銅賞】下地達也(ゴーヤー、上野)、山口修(トウガン、同)、國仲常夫(オクラ、同)、砂川康男(サヤインゲン、城辺)、国仲和男(同、下地)