職業選択を手助けへ/グッジョブ事業一環
中高生対象に体験イベント
市内の中学校2校の生徒と高校生を対象とした仕事体験イベント「ルックジョブ宮古」(主催・県専修学校各種学校協会、後援・県教育委員会、市教育委員会)が8日、市中央公民館で開催された。大勢の生徒たちがさまざな職業のブースを体験し、将来の職業や進路を考えるきっかけとした。入場料は無料だった。
2016年度みんなでグッジョブ運動県民提案型グッジョブ推進事業の一環で実施した。「グッジョブ運動」は、沖縄県の雇用情勢を全国並みに改善するため、県民が一丸となって取り組む運動とされる。
ルックジョブ宮古は、職業選択の機会が少なく進路決定が難しい環境にある離島在住の若者に対し、目的や目標を定めた進学や職業を手助けする職業体験フェスタ。
この日は久松中や北中などの生徒のほかに各高校の生徒たちが訪れていた。
会場には美容や保育、公務員、ITなど数多いブースが設けられた。生徒たちは役立つブースを回って仕事を体験した。
参加した久松中の下地作虎君(3年)は「自動車整備関係のブースで仕事体験した。
高校受験では、自動車整備が学習できる高校の合格を目指しているが、将来の職業はまだ決めていない」と語った。