社会・全般
2017年2月10日(金)9:04
港湾計画変更に同意/地方港湾審議会
市長に審査結果を答申
宮古島市地方港湾審議会の下地義治会長は9日、市役所平良庁舎で下地敏彦市長に、市長から諮問を受け7日に協議した平良港港湾計画の一部変更について、全会一致で同意と決した審査結果を答申した。
同審議会が諮問を受けたのは、平良港が国土交通省から「官民連携による国際クルーズ拠点」を形成する港湾に選定されたことに伴い、漲水地区の北防波堤に400㍍の岸壁と1㌶のふ頭用地を整備することを平良港港湾計画に追加するなどの港湾計画の一部変更について。
市長室を訪れた下地会長は審議会で計画の一部変更について同意することに決した審査結果を答申した。
答申を受けた下地市長は「計画を改定することでクルーズ船の大型化に対応したく諮問した。審議ありがとう。4月からの事業化を目指したい」と語った。
同審議会の同意を受け、平良港の「官民連携による国際クルーズ拠点」事業計画は3月10日に国土交通省の交通政策審議会港湾分科会に提出され、承認が得られれば新年度から事業化される。