卒業記念宮古島一周駅伝/宮総実
全員でたすきつなぐ
宮古総合実業高校(本村博之校長)生物生産科の卒業記念宮古島一周駅伝が11日、行われた。同科の3年生26人、学科職員12人と普通科関係職員が参加して、同校をスタートし、宮総実第2農場ゴールの約86㌔のコースでたすきをつないだ。最後は参加者全員でゴールテープを切った。
ゴール後、参加した生徒の與儀真生さんは「走るのは苦手だけれど、クラスみんなで走ることができて楽しかった」と笑顔だった。
閉会式で本村校長は「困難なことも力を合わせればできる。これからの人生で壁にぶつかったとき、大切なのは仲間との絆。これを大切に卒業後も頑張ってほしい」と参加した生徒たちの健闘をたたえた。
生徒を代表して恩川秀一君は「3年間の絆が深まり、気持ちが一つになったと思う。走り抜いた忍耐力を将来に生かしていきたい」と卒業記念駅伝を振り返った。
この卒業記念駅伝は1本のたすきをクラス全員と職員でつなぎながら、宮古島を一周することで、3年間ともに活動した仲間や職員との絆を深める機会とするとともに、卒業後もそれぞれの進路先で頑張ることを誓い合う機会とすることを目的に毎年開催されている。