きょうから確定申告/宮古島税務署
署長が早期申告呼び掛け
宮古島税務署の謝花喜也署長と石垣秀典総務課総務係長が15日、宮古毎日新聞社を訪れ、きょう16日から2016年分所得税などの確定申告受付が始まることを報告し、早期申告とインターネットを使って申告する国税電子申告・納税システム「e-Tax」の活用を広く市民に呼び掛けた。
16年分の確定申告は個人事業者の消費税が1月4日から、贈与税は2月1日から受け付けていて、所得税と復興特別所得税・贈与税はきょう16日から受付開始となる。申告受付、納税期限は所得税と復興特別所得税・贈与税、贈与税が3月15日まで、個人事業者の消費税は同31日まで。今回から申告にはマイナンバーが必要となることから税務署での申告にはマイナンバーを確認できる書類と運転免許証などの身元確認書類の提示が必要となる。
「e-Tax」のほか国税庁ホームページ「確定申告特集ページ」からもインターネットを使っての申告ができる。これらの申告を総称してICT申告と呼び、宮古島税務所管内では15年度、納税者の85・2%がICT申告を行った。
宮古毎日新聞社を訪れた謝花署長は、所得税の確定申告受付が始まること、申告期間中は税務署2階で申告相談を受け付けることなどを報告。税務署は駐車スペースが狭いことなどから来署申告よりもICT申告を推奨するとともに、期間終盤になると混み合うことが見込まれるとして早めに申告を行うよう市民に協力を呼び掛けた。
確定申告と相談の受け付けは期間中の平日午前9時から。問い合わせは宮古島税務署(電話72・4874)まで。