産業・経済
2017年2月17日(金)9:03
多良間産黒糖を贈呈/宮古製糖
宮古島市と議会に計20㌔
宮古製糖の安村勇社長らが16日午前、市役所平良庁舎を訪れ、宮古島市と市議会に2016-17年産の黒糖計20㌔を贈った。
安村社長ら同社幹部が下地敏彦市長と面談し、手割り、整形、粉状それぞれの黒糖を直接手渡した。
安村社長は「手割りは人気商品だが、最近では粉が伸びている。本土で人気がある」と黒糖の需要動向を説明した。下地市長は「確かに粉はいろいろなものに使えると思う」と話した。
上方修正が続く宮古地区全体のサトウキビ生産量の話題でも盛り上がった。安村社長は宮糖城辺工場の見込み量について、当初の12万6000㌧から14万4800㌧になると報告。「株出し面積が増え、反収も非常に良い」と話し、増産の要因に気象条件を挙げた。
地区全体で40万㌧に迫る勢いの生産量について下地市長は「これはすごい。楽しみだ」と述べ、今期の大豊作に期待を込めた。