永年勤続81人を表彰/宮古島商工会議所
長年の功績たたえる/企業発展へ新たな決意
宮古島商工会議所(下地義治会頭)の第41回会員大会永年勤続優良従業員表彰式が17日、市内ホテルで行われ、永年勤続の22企業81人に賞状と記念品が贈られた。受賞者を代表して共和産業で40年近く働いている友利明光さんが、「今後も企業の発展と地域の活性化のために尽くしたい」と気持ちを新たにした。
同表彰式は、会議所会員企業で長年にわたって勤続した優良従業員を表彰するもの。勤続30年以上特別表彰をはじめ▽20年以上30年未満▽10年以上20年未満▽5年以上10年未満-の部門ごとに表彰を行った。
表彰に先立ち下地会頭があいさつし、各企業における人材の育成は「地域経済の活力向上につながるものと確信する」と強調。被表彰者に対しては「今後も高い志を持って自己の研さんに努め、自らを変革し、社業の一層の発展のため、そして地域社会の一員として宮古圏域振興に尽力してほしい」と期待を込めた。
下地敏彦市長(代読)と県宮古事務所の久貝富一所長は来賓祝辞の中で受賞者を祝福し、激励した。
下地市長は「皆さんのたゆまぬ努力に深く敬意を表したい。これを契機にさらに業務に励まれ、地域経済の活性化に貢献していただきたい」と述べた。
久貝所長は「多年にわたり身を粉にして精励してきた受賞者の功績は高く評価されるもの」とたたえた。
81人の受賞者を代表した友利さんが「会頭並びに来賓の皆さまに過分な激励をいただき身に余る光栄」と謝辞。「この受賞は経営者はもとより、同僚職員の日ごろの温かい指導と支援のたまもの。また、仕事が忙しいとき、つらい時期の家族の支えと協力があったからこそ日々頑張れた」と周囲の支えに感謝した。
受賞者は友利さんの謝辞に耳を傾け、企業の発展に伴う地域の活性化に向けて決意を新たにした。