11人が通訳案内士に合格
急増する外国人観光客に対応
県が通訳ガイドを育成する研修事業「沖縄特例通訳案内士」の宮古地区報告会が18日、宮古島観光協会会議室であり、中国語速成コースの資格認定試験に姜力文さんら7人が合格し、英語一般コースの同試験に菊池悦子さんら4人が合格した。合わせて11人が資格を取得。今後、宮古で通訳案内士として活躍する。
同協会によると、2016年度(4~3月)速報値では、平良港へのクルーズ船の寄港回数は過去最多の86回を数え、観光客は計約12万3000人が訪れた。3月下旬にはクルーズ船が3回寄港を予定しており、寄港回数は合わせて89回、観光客数は合計約13万人に上ると予想している。
宮古では、今回の資格取得者を含めて同速成コースは計8人、同一般コースは7人となった。
報告会で、県から事業を受託するチャイナゲートウエイの周文代表は「皆さんは外国人を受け入れる宮古の顔になる。この研修で学んだことを活かし、宮古の良さを十分にアピールできる立派な観光人材として活躍してください」と激励した。
受講生を代表して同一般コースの菊池さんは「これから皆さんや先輩たちから学びながらお役に立ちたい」と意気込む。
合格者は次の皆さん。(敬称略)
【中国語速成コース】姜力文、鮑艶紅、李静、王艶霞、佐藤裕子、狩俣惠吉、狩俣真市
【英語一般コース】菊池悦子、田村靖子、友利友紀子、廣瀬八重子