11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
産業・経済
2017年2月24日(金)9:07

新機材運航スタート/RAC宮古路線

貨物室2.5倍に拡大/利用客には記念グッズ贈呈


RACの新機材のボンバルディアDHC8-Q400CCが宮古路線の就航をスタートさせた。(写真上)初便の乗客には記念グッズと手書きの搭乗感謝カードが配布された(写真下)=21日、宮古空港

RACの新機材のボンバルディアDHC8-Q400CCが宮古路線の就航をスタートさせた。(写真上)初便の乗客には記念グッズと手書きの搭乗感謝カードが配布された(写真下)=21日、宮古空港

 琉球エアーコミューター(RAC、本社那覇市、伊礼恭社長)は23日、宮古を発着する全路線に従来機材より座席が11席多く、貨物室が2・5倍の広さとなる新機材の運航をスタートさせた。那覇-宮古の初便(801便)は午前9時過ぎに関係者の見守る中、宮古空港に到着。乗客には記念グッズがプレゼントされた。輸送力が向上した新機材の導入で多良間を含む宮古圏域の観光や産業面への効果が期待されている。



 初便に搭乗した伊良皆光夫多良間村長は「乗り心地も良く、機内のスペースも広々としてとても気持ちよかった。貨物郵送力も向上しており、多良間の観光や産業面に大きく貢献してくれると思う」と話した。


 また、同じく初便に搭乗した伊礼社長も「新機材は貨物輸送力の向上が特徴。離島物流の高速化で地域産業の発展に貢献できると思う」と述べた。


 今回、宮古発着路線で新しく就航する新機材はボンバルディア社のDHC8-Q400CC(カーゴ・コンビ)。


 これまで使用されてきたDHC8-Q100の全長が22・3㍍で座席数が39席に対し、新機材は全長32・8㍍。座席数は50席に増加している。


 さらに、貨物室容量は8・5立方㍍から23・4立方㍍に大幅拡大され、この日の初便も約550㌔の荷物を運んだ。


 そのほか、座席と座席の間隔も広がるほか、巡航速度も時速465㌔から667㌔となった。


 現在、RACが就航させている宮古発着路線は、那覇-宮古、宮古-多良間、宮古-石垣の3路線で、そのすべての便に新機材が導入される。


 昨年4月から新機材を導入しているRACは今回の導入で3機目。同社では国と県の補助金を活用し17年度末までに5機を購入し、運航機材のすべてを新機材に更新する予定となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!