岡山から桃の花/JTAがカンガルー保に届ける
一足早く「ひな祭り」ムード
沖縄県と岡山県の交流を目的に日本トランスオーシャン航空(JTA、本社・那覇市、丸川潔社長)は24日、市内のカンガルー保育園(下地諒子子園長)に岡山県西大寺観光協会から提供のあった岡山県花「桃の花」を贈った。園児の女の子たちは、童謡「うれしいひな祭り」に合わせて優雅な踊りを披露し感謝した。
桃の花の贈呈により、同園は3月3日の「ひな祭り」に向け、一足早い健やかな成長を祈るムードに包まれていた。同祭りは「桃の節句」とも呼ばれている。
贈呈式で、JTA宮古支社の波照間弘光支社長と同宮古空港旅客課の小松里紗さんが男の子2人に桃の花を手渡した。甘い香りが辺りに漂い、全員が笑顔を見せていた。
波照間支社長は「元気いっぱいの良い子たちが喜んでくれて、良かった」と述べた。
園児たちは、元気いっぱいにお礼の言葉を語った。
宮古島では同保育園を含めた計23施設・団体に桃の花を贈呈する。
JTAは1988年3月11日に那覇-岡山線を開設。ボーイング737ー400型機(145席・150席)を毎日1往復運航させている。2015年度実績は年間旅客数8万9672人、座席利用率84・6%。