04/21
2025
Mon
旧暦:3月24日 友引 庚 
政治・行政
2017年3月1日(水)9:03

屈折はしご付消防車導入/市消防本部

きょうから運用開始


塀を避けて屋上から救助するデモンストレーションで汎用性を展示した=28日、宮古島市消防本部

塀を避けて屋上から救助するデモンストレーションで汎用性を展示した=28日、宮古島市消防本部

 宮古島市消防本部消防署(上原昭宏署長)は28日、はしごの途中から折り曲げることができる「屈折はしご付き消防自動車」を新たに導入したと発表した。新はしご車は1日から運用を開始する。

 新たに導入された車両は、これまでの直進式のはしご車よりもはしご自体は短いが、途中で屈折できるため、電線などの空中障害物や塀などを避けながら消火活動ができる。また、はしごの先端にあるバスケットが、地表よりも6㍍下に降下できるため、橋脚から河川、堤防から海面へなど、水難救助や崖下の救助にも能力を発揮する。

 上原署長は「管内は95%以上が、4階建て以下の建物。ほとんどの建物に対応できる。また、原野や畑の火災が全体の6~7割を占めているほど多い。そのような災害にも対応できる。汎用性が広いので、万が一の災害の時には幅広く対応できる」と述べた。

 1996年に導入された直進式はしご車は安全基準等の理由から、退役する。

 導入されたはしご車の価格は装備品や付属品、積載品を含め1億2517万2000円。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月16日(水)9:00
9:00

今年105回の入港予定

クルーズ船、昨年の2倍/平良港   今年一年間に平良港への入港が予定されているクルーズ船の回数は105回で、昨年の52回の2倍になることが那覇港管理組合クルーズ寄港予約管理システムのまとめで分かった。今年は1月1日の「コスタセレナ号」(11万4261…

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!