強化練習で技に磨き/宮古空手道連盟
きょう凜杯空手道大会
宮古空手道連盟主催の第1回強化練習が4日、下地体育館であった。約50人の児童生徒が参加して技に磨きを掛けた。5日に開催される凜杯空手道大会で練習の成果を生かす。
空手道連盟主催の強化練習は初めて。多良間村からの参加も含めて宮古各地の子供たちが参加した。
凜道場代表の仲村渠ゆかりさんのほか、沖縄本島から濱崎義之さん、比嘉政貴さん、米原駿さんが駆け付けて講師を担当した。宮古空手道連盟の可部裕文さんと豊見山貴仁さんの2人も指導に当たった。
強化練習に先立ち、濱川義夫会長は「試合に臨むときと同じ気持ちで練習するように」と激励した。「空手は人を大事にすることが大切。約束も守る。自己責任を持って生活をすることも大事。こういうことを続けることで立派な選手になれる」と語り掛けた。
池田健吉副会長は「練習してきた技の一つ一つでポイントが取れるようしっかりと学ぼう」と話した。
ウオーミングアップをした後、形と組手に分かれて練習した。子供たちは大きな声で気合いを入れながら練習に集中。講師の先生の指導に従いながら正しい動作の習得に努めた。
第2回の凜杯市スポーツ振興空手道大会は5日午前9時から下地体育館で行われる。子供たちが形、組手の各部門で日ごろの練習の成果を競い合う。