264件増の489件/4月末現在補導件数
宮古島署管内/「飲酒」4.3倍増
宮古島警察署管内における4月末現在の未成年の補導件数が489件となり、前年同期の225件に比べ264件(2・1倍)の大幅増となっている。内訳は飲酒が同期比4・3倍、喫煙が1・6倍、怠学が8・3倍、不良交遊が2・9倍などと軒並み大幅増となっている。同署の豊里友茂生活安全課長は「前年に比べてかなり補導件数が増加している。今後、街頭活動を強化していきたい」と述べた。
未然防止へ街頭活動強化
補導の内訳は、飲酒が52件で前年の12件に比べ40件増。喫煙は154件で前年の91件に比べ63件増となっている。
そのほか、怠学が100件で前年同期比88件増、不良交遊が88件で同比58件増、深夜はいかいは70件で同比10件増となっている。
また、昨年は上半期0件だった集団飲酒の補導件数は、5月18日現在ですでに5件発生。
昨年は夏休みに入った8月から立て続けに発生し、年間で10件発生した。今年は、このままのペースでいくと集団飲酒が多発した一昨年の年間17件を上回る可能性がある。
さらに飲酒の補導件数も大幅に増えていることから、豊里課長は「少年による犯罪を未然に防止することが必要。今後、街頭活動、補導活動を強化していきたい。特に夜間を強化していく」と述べた。