市職員42人が退職/宮古島市・16年度
市長がねぎらいの言葉
2016年度退職者辞令交付式が31日、市平良庁舎で行われた。早期退職を含め年度内の退職者は42人。このうち定年での退職は市長部局が22人。教育委員会が9人、上下水道部が4人。下地敏彦市長が市長部局の退職者、宮國博教育長が教育員会の退職者に辞令を交付した。交付式後、退職者らは市平良庁舎玄関前で、記念撮影に収まった。
下地市長は「これまでのいろいろな思い出が、皆さんの胸を横切っていると思う。長い間、市民、行政の円滑な運営のため、粉骨砕身、努力をしてくれたことに心から感謝する。皆さんは市役所を去るが、市の新たな発展に向かって協力してもらえればありがたい」とねぎらいの言葉を掛けた。
退職者を代表して豊見山京子氏が「われわれが(市町村合併前の)それぞれの市町村に就職したころからは、仕事の環境、日常生活も大きく様変わりした。合併の激動の時代を中堅職員として乗り越え、今日を迎えることができ、感慨深いものがある。今後も市役所OBとしての自覚を忘れず、役に立てるよう、社会貢献に努める」とあいさつした。
この日退職したのは市長部局が26人(定年退職22人、勧奨退職2人、普通退職2人)、教育委員会が11人(定年退職9人、普通退職2人)、上下水道部が4人(いずれも定年退職)、消防本部1人(普通退職)。