「大字」の迫力に魅了/会員の力作ずらり
蒼海書道会展が開幕/きょうまで市中央公民館
「書道は楽しい!」をテーマに第7回蒼海書道会展(主催・蒼海書道会)が1日、市中公民館で2日間の日程で始まった。今回も第30回全国シルバー・わかば書道展宮古島展との併催で、会場には大字(70×136・5㌢)の大作から細字(半紙)の作品まで、会員たちの力作252点が展示された。きょう最終日は午後4時までとなっている。
開会式では、主催者を代表して池田海真会長が「1年間の活動の成果を一堂に会して発表できることをうれしく思う。この1年間は初めての取り組みや子供たちが大活躍し、その作品が国内外から高い評価を受けることができた。ぜひ、会場に訪れて会員たちの作品を見てほしい」と呼び掛けた。
書道支援団体「入木会」の砂川純一会長も「会場に展示された作品はとても迫力があり、小さな子供たちが大きな作品に挑戦している様子が伝わってくる。この中から将来の大物が誕生する気がする」と笑顔で話した。
今年のテーマは、大字と細字のコラボレーションで、子供たちが挑戦した「大字」の作品約100点が会場に初めて示されている。
展示された作品は、蒼海展が202点、シルバー・わかば書道展が50点となっている。
きょう2日は、「高校を飛び立つ4人と語る『私と書道』」をテーマにした「書道座談会」が午後2時から行われる。
子供たちが力強い筆さばきで書いた大きな「大字」の作品に、会場に訪れた人たちからは「上手だね」「とても迫力があるね」などの感想が聞かれた。