JTAドーム「大きい」
一般公開に親子連れら
JTAドーム宮古島の一般公開が1日行われ、大勢の家族連れや観光客などでにぎわった。人工芝を敷き詰めたドーム内の面積は約3600平方㍍、高さは最大19㍍で約5000人が収容できる。一歩足を踏み入れた市民からは「大きい」「広い」などの声が上がった。この日は小雨だったが、ドーム内は快適な空間が広がり、参加者たちは舞台イベントや、紙ヒコーキなどを飛ばす各種体験を満喫していた。
福岡出身で夫の転勤で宮古島に住んでいるという佐々木景子さん(30)は「主人がフットサルをしているので、応援が楽しくなりそう。広々として子どもたちも自由に遊び回っている」と喜んだ。
孫と一緒に見学に訪れた上地博さん(69)は「すごい施設だ。これだけの大きさをドームで造れるとは」と斬新な建築技術にびっくり。趣味はグラウンドゴルフと言い「いつかはプレーしてみたい」、孫の目取真巧巳君(小2)は「野球をやってみたい」とそれぞれ話した。
子どもと一緒に来た国仲幸代さん(40代)は「すごく広くて何でもできそう。人工芝で子どもたちにも安心。保育園の運動会が開けたら良いと思う」と期待した。
人工芝の上で、おにぎりを頬張るなどピクニック気分を満喫する人たちも大勢見られた。
神戸から職場仲間8人と観光で来島した今井惠美子さん(67)は「大きいなー、広いなー。こん中で何すんやろ」と興味津々の様子。宮古には10年前から毎年、旅行に来ていると言い「だんだんと発展していくのもいいけど、自然も多く残してほしい」と語った。
オープニングイベントの舞台発表では、子どもたちによる獅子舞やエイサー、中高校生の吹奏楽やダンスほか、フラダンス団体のフラなどが披露され祝賀ムードを盛り上げ。男性だけの太鼓集団「男塾武-Doo」のメンバー与那覇藍斗君(小4)は「広いところで踊って気持ち良かった」と笑顔だった。