2017年度がスタート/宮古島市
異動職員らに辞令交付/市長「正確な行政運営を」
2017年度の初登庁日となった3日、市の定期人事異動辞令交付式が市中央公民館大ホールで開かれた。下地敏彦市長らが管理職の異動職員と再任用職員、新規採用職員に辞令を手渡した。下地市長は訓示の中で「職場で再点検を行い、確実で正確な行政運営に心掛けてもらいたい」と呼び掛けた。
辞令交付では新たに部長に就任した4人をはじめ合計47人の管理職と18人の再任用職員、25人の新規採用職員一人一人に辞令が手渡された。管理職のうち教育委員会職員の辞令は宮國博教育長が、消防本部職員の辞令は来間克消防長が交付した。新採用職員は25人全員で公務員としての職務の遂行を宣誓した。
下地市長は「市民は私たちがしっかりと、的確に、親切に、スピーディーに仕事をしているのか常に見守っている。市民の期待に応えるべく誠心誠意、職務に努めていかなければならない」と強調した上で「これまで以上にそれぞれの職場で再点検を行いながら、確実で正確な行政運営をすることに心掛けてもらいたい」と訓示した。
再任用された職員に対しては「これまで培ってきた知識、経験をしっかりと後輩に伝えながら、与えられた職場でさらなる力を発揮してほしい」と激励。新規採用職員には「市民にとってはあなたたちが1年生ということは関係ない。分からないことはすぐに上司や同僚に相談して的確に対応するという基本的な考え方を忘れず、職務に専念してほしい」と呼び掛けた。
新採用で農村整備課に配属された渡久山忠真さん(35)は「辞令を受けるのは緊張した。社会人経験があるのでそれを生かし、迅速に市民対応ができればと思っている」と抱負を語った。