週末迎え利用本格化/JTAドーム
島内外から問い合わせ/研修会や展示会、運動会も
1日に供用開始したJTAドーム宮古島(市スポーツ観光交流拠点施設)は、初の週末を迎え、ドームを利用しての各種スポーツやイベントが本格化する。市には、島内外から問い合わせがきており、中には遠足や運動会、エコカーの展示会、祝賀会などの申し込みもあるという。5月のゴールデンウイークには、子ども向けイベントや太鼓集団による公演、研修会などが予定されている。
現在の予約状況または実施予定のイベントは▽フットボールクリニック(8日)▽フットサルトーナメント(9日)▽全日本トライアスロン宮古島大会開会式(22日)▽同表彰式(24日)▽本土企業による150人規模の研修会(30日)▽各種遊具を集めての子供向けイベント(5月)▽男塾武-Doo公演(5月20日)▽琉球國祭り太鼓公演(8月)▽クイチャーフェスティバル(10月)▽折り紙ヒコーキ大会の第1回アジア大会(11月)▽宮古の産業まつり(同)-など。
市民からは、親子紙ヒコーキ大会、保育園の運動会、フットサル、子どもフェスタ、ゲートボール、グラウンドゴルフ、バドミントン、ラージボールのほか、ダンスや空手などの申し込みや問い合わせがあるという。
市関連主催の催しとしては、旧市町村で別々に行われている成人式の合同開催や、3会場に分けて実施していた職員採用試験を一つにまとめて実施することなどが提案されている。
また、今月17日には国営施設応急対策事業宮古支所開所祝賀会(宮古土地改良区主催、150人規模)が予定されている。
ドーム内だけでなく、駐車場と前面広場を利用してのエコカー展示会やスケートボードも計画されている。
ドームは個人での利用も可能。午前9時~午後10時まで開館しており、日没後にウオーキングなどもできる。
ドームを管理運営する市観光商工局商工物産交流課の平山茂治課長は「各旅行会社の視察もあり、今後は観光や企業の研修と結び付けての利用価値が高まると思う。天候に左右されないこともさることながら、空港からすぐ行ける立地条件、約500台収容の駐車場などドームの特性を生かし波及効果につなげていきたい」と話した。
今後は施設を紹介するPR冊子や、DVDを作成して誘致活動をさらに展開する方針だ。
利用についての問い合わせは、市観光商工局商工物産交流課(電話73・2690、73・2691)まで。