サッカーの魅力と技術学ぶ/トータルフットボールクリニック
JTAドームでイベント
JTAドームの本格的な活用スタートとなる宮古島市主催の「第1回トータルフットボールクリニック」が8日、同ドームで開催された。
今回のイベントでは、フットサル場の運営やクラブチーム、ジュニアチームなど海外プロリーグやJリーグで選手経験のある監督、コーチを迎えて小学生を対象にサッカーのテクニックを指導するクリニックが行われた。
小学校5、6年生のトレセンメンバーら約50人が参加。会場には音楽が流れる中、リズムを感じながらリフティングやボールコントロールなどを行い、楽しみながら新しい技を習得した。
主催者あいさつで平山茂治商工物産交流課長は「このイベントではレベルの高い指導が受けられる。多くのことを学びながら楽しい時間を過ごしてほしい」と呼び掛けた。
クリニックでは、ブラジルのサンパウロプロリーグでプレーした三船竜馬さんらが指導に当たり、ボールをしっかりコントロールすることやサッカーボールよりも小さなテニスボールを利用したシュート練習などを行った。
このドームでは、人工芝を利用したジュニアサッカー、フットサルなどでの活用も予定している。
市ではこうしたイベントを通して、この施設で多くのフットサル大会などが開催され、それにより地元の子供たちのレベルアップが図られ、多くのプロ選手が誕生することに期待を寄せている。
JTAドームではきょう9日も午前9時から、「BBcomフットサルトーナメント2017」が開催される。