市長「高校生を勇気づけた」/手登根君、重量挙げ全国V
3月25日から28日に石川県金沢市で開催された重量挙げの第32回全国高校選抜大会で男子105㌔超級を制し全国大会初優勝を果たした宮古高校ウエートリフティング部の手登根武魁(むかい)君(3年)が12日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、全国制覇を報告した。
手登根君は同大会でスナッチ110㌔、クリーン&ジャーク138㌔とそれぞれでこれまでの自己新記録を更新し、トータル248㌔で日本一の座を勝ち取った。
平良智枝子校長、渡慶次晃監督、狩俣勝成PTA会長とともに市長室を訪れた手登根君は「今回は渡慶次先生や周りの人の助け、支えの下で自分の試技ができ全国大会優勝という結果を残すことができた。優勝が目標だったので達成できうれしい。これからはインターハイやこの大会優勝で出場が決まった日中韓交流試合もあるので、周りの人に結果で感謝できるよう、良い記録を出して帰ってくることができるよう頑張りたい」と全国優勝の喜びと今後の抱負を語った。
下地市長は「宮古からウエートリフティングの日本一が出たことは本人が努力した結果。しっかりと練習すれば日本一になれるということを示し、同じ高校生を勇気づける結果になった。これからも体に気を付けて頑張ってほしい」と激励した。